着任の御挨拶

 

 

このたび、ユネスコ日本政府代表部特命全権大使・常駐代表に着任しました山田滝雄です。2015年10月から外務省国際協力局長を務めた後、2017年12月5日に着任しました。

 

 

 

 

 

 

ユネスコは、1946年の設立以来、教育、科学、文化、そしてコミュニケーション・情報の分野での国際協力を通じて、世界の平和と人類の福祉に貢献してきました。日本は、1951年の加盟以来、ユネスコ協会を始めとする皆様の裾野の広い支援に支えられて、一貫してその活動に貢献しており、近年では、持続可能な開発のための教育(ESD)の推進、科学やスポーツの分野での協力、世界遺産や無形文化遺産の登録・保全、そして武力紛争や自然災害によって破壊された文化財の復興・修復等に力を入れています。世界遺産については、本年7月の世界遺産委員会で「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が登録されたことを御記憶の方も多いと思います。このような長く深い協力の歴史に新たに携わることができ、大変光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。

 

頻発するテロ・紛争、難民・移民問題など、ユネスコを取り巻く国際社会の環境は大きく変化しています。また、地球規模の課題である気候変動や自然災害への対応、特にそのリスクの低減についてはユネスコへの期待が高まっています。ユネスコがこうした課題に対応し、今後も世界の人々の期待に応えていくためにも、「世界の記憶」事業を含むユネスコのあらゆる取組を、加盟国間の友好と相互理解の推進というユネスコ本来のミッションに資するものにしていくことが不可欠です。折しも、ユネスコはこの11月の総会でアズレー新事務局長を迎え、新たなスタートを切りました。日本もまた、同じ総会で実施された58の執行委員国を選ぶ選挙で再選を果たすとともに、執行委員会の副議長にも選出されました。今後、先に申し上げた様々な取組を政府として推進していくとともに、ユネスコの邦人職員の方々に一層活躍いただくための支援も充実させ、日本とユネスコの協力を更に強化していくために力を尽くす所存です。

 

そのためには、民間企業、学術・芸術界、市民団体等、これまで以上に広範な分野の方々の御協力が不可欠です。今後、皆様方の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

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