令和6年8月28日:ユネスコ・パラスポーツ会合 "UNESCO International Disability Inclusion Conference: Harnessing the transformational impact of Para sport” 安江伸夫文部科学大臣政務官スピーチ
令和6年8月28日

安江伸夫文部科学大臣政務官 発言
"UNESCO International Disability Inclusion Conference: Harnessing the transformational impact of Para sport”
"UNESCO International Disability Inclusion Conference: Harnessing the transformational impact of Para sport”
- ご列席の皆様、はじめに、前回のパラリンピック大会の開催国を代表して、パリ2024パラリンピック大会の準備にご尽力された皆様に心からの敬意とお祝いを申し上げるとともに、大会の成功を祈念します。
- 我が国は数多くの大規模な障害者スポーツ大会の開催国であるだけでなく、これらの大会を障害者の社会的包摂の推進するための梃(てこ)としています。東京大会では、誰もが安全で快適に移動できるユニバーサルデザインの街づくりの実現、誰もが相互に尊重し支え合う心のバリアフリーの実現、パラスポーツの振興に向けて国民全体を巻き込んで取り組みました。その結果、障害者のスポーツ実施率が向上し、市民のパラスポーツへの関心度や民間企業における障害者雇用数が増加しました。
- また国際協力の観点では、ASEAN各国の学校におけるインクルーシブで質の高い体育教育に向けた教員養成を支援しています。加えて、ASEAN各国における障害者スポーツの推進のために各国が取り組むべき優先課題を特定するための調査を行っています。
- 将来に目を向けると、2025年にはデフリンピック競技大会を東京で開催し、デフスポーツの価値を伝えます。2026年にはアジアパラ競技大会を私の地元の愛知・名古屋で開催します。「Imagine One Heart」のコンセプトの下、アジアのパラスポーツをリードするとともに、共生社会の実現に貢献します。
- ご清聴ありがとうございました。