令和7年4月2日:笠真生教授(プリンストン大学)及び高柳匡教授(京都大学)のディラック賞受賞

令和7年4月2日
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 4月2日、イタリア・トリエステの国際理論物理学研究所(ICTP)において、2024年ディラック賞受賞式典が開催され、「量子重力理論および場の量子論における量子エントロピーに関する洞察」に多大な貢献をした、笠真生プリンストン大学教授と、高柳匡京都大学基礎物理学研究所教授を含む4名にディラック・メダルが授与されました。
 
 ディラック賞は、偉大な理論物理学者であったポール・ディラック氏の功績を称えて1985年にICTPが創設したもので、以来、理論物理学に多大な貢献を果たした研究者に対して授与されており、1986年には南部陽一郎教授(2008年にノーベル物理学賞を受賞)が受賞しております。
 
 受賞式典には、加納大使が出席し、キーノートスピーチの中で、受賞された4名の教授に祝意を示すとともに、今後の益々の御活躍を祈念する旨を述べました。
 
 
受賞式典における加納大使のキーノートスピーチ(英語)