令和7年9月12日:ユネスコ本部「平和の庭」修繕事業記念セレモニーの開催
令和7年9月12日






© Sacha HERON/UNESCO
© Marie ETCHEGOYEN/UNESCO
9月12日、ユネスコ本部にて、ユネスコ事務局主催による「平和の庭」修繕事業記念セレモニー(Revisiting the UNESCO Garden of Peace)が日本政府の支援のもと開催され、ユネスコ事務局、各国ユネスコ代表部関係者、フランス・米国の日本庭園関係者、文化人を中心に約200名のゲストが参加しました。
ユネスコ本部に所在し平和と知的対話の象徴である「平和の庭」は、通称日本庭園と呼ばれ、日系アメリカ人彫刻家であるイサム・ノグチ氏による設計で1958年に完成しました。2000年に行われた修復工事や2024年の庭園内「和の滝」修復工事に続き、日本政府による支援のもと、9月8日から12日にかけて一般社団法人日本造園組合連合の日本庭園技術者が日本から派遣され、本来の庭園の構成や植栽を蘇らせる工事が行われました。
セレモニーでは、加納大使は挨拶の中で平和の象徴としての庭園の経緯を振り返りつつ、ユネスコ本部のアーカイブ保存の重要性及び日本政府がアーカイブ保存事業に15万ドルの拠出を決定した旨強調しました。
加納大使による挨拶(英語)