令和7年10月2日:防災分野でのSIDS諸国との連携強化パネルディスカッション及びレセプションの開催(ユネスコ事務局共催)

令和7年10月2日
  

 10月2日、加納大使は、SIDS(Small Island Developing States)諸国及び関係パートナー国代表部を公邸に招待し、ユネスコ事務局との共催により、防災分野での連携強化をはかるパネルディスカッション “Towards a Partner Platform on SIDS Crisis Preparedness & Response and Disaster Risk Reduction” 及びレセプションを開催しました。
 パネルディスカッションの冒頭で、加納大使は、防災分野に加えて、海洋、文化等の分野での日本によるこれまでのSIDS諸国への支援を振り返りつつ、ユネスコのSIDS支援強化プログラムへの支持や、今後への期待等を述べました。
 このほか、パネルディスカッションでは、SIDSにおける新型コロナウィルス対策下での火山噴火からの避難事例について紹介されるとともに、科学的知見を有するユネスコの防災分野での優位性、コミュニティレベルでの防災意識の醸成の重要性、様々なステークホルダーの参画や部局間協力の重要性、SIDSの特性を踏まえた支援の重要性などについて、広範かつ活発な議論が行われました。
 
加納大使によるスピーチ(PDF)