代表部の活動

平成30年5月18日

最新情報 2018年

5月18日:ユネスコ平和芸術家・城之内ミサさんのコンサートのお知らせ

 

 

5月18日午後6時より,ユネスコ本部のルームIにおいて,ユネスコ平和芸術家である城之内ミサさんによるコンサートが開催されます(入場無料)。このコンサートは18日にユネスコ本部において開催される松浦晃一郎元ユネスコ事務局長の傘寿を記念する式典の機会に行われます。


ご関心のある方は,是非ご家族やご友人,同僚の方々もお誘いの上ご参加ください。ご参加には下記のURLから事前のオンライン登録が必要となります。


https://teamsnet.unesco.org/km80/SitePages/Home.aspx


(Register/S’enregistrerをクリックし,所定の項目を入力後にConcert du soir / Evening concertを選んでください)

 

 

 

 

コンサートのプログラムは城之内ミサさんが「世界遺産トーチランコンサート」活動のためにシルクロードをイメージして作曲されたオリジナル曲の数々で構成されています。演奏されるオープニング曲のAsian Wind ~大陸の風は,YouTube https://youtu.be/sPvNsXCWug4でお聴き頂けます。


コンサートには,フランスを代表する国立管弦楽団奏者や「世界遺産トーチランコンサート」を支えてきた世界の演奏家,さらに日本からは東邦音楽大学付属東邦中学高等学校有志合唱団が集います。コンサートの詳細は以下のパンフレットでもご覧いただけます。


https://teamsnet.unesco.org/km80/Shared%20Documents/Prgramme_concert.pdf

 

 

 

 

2018年4月20日: 「ナガサキ・ユース代表団」のユネスコ本部訪問

 

 

4月20日、ナガサキ・ユース代表団のメンバー6名が、ユネスコ本部教育局の「グローバルシティズンシップと平和教育課」を訪問しました。 
今回の訪問は、5月にジュネーブで開催されるNPT再検討会議に出席する代表団が、パリに立ち寄り、ユネスコが行う平和教育についてユネスコ職員と意見交換を行うことで、国際社会の視点から見た平和教育に係る見識を深めることを目的としたものです。 
一行は、教育局との意見交換のほか、日本政府の寄贈による日本庭園、ユネスコ創立30周年を記念して長崎市から寄贈された「天使の頭像」などを見学しました。

 

 

 

 

 

 

 

2018年4月17日: 「伊豆半島」のユネスコ世界ジオパーク認定

 

 

4月17日、パリのユネスコ本部で開催されていた第204回ユネスコ執行委員会において、我が国より申請していた「伊豆半島ジオパーク」がユネスコ世界ジオパークとして認定されました。国内では9番目の認定となります。 
今回は、11カ国13件の新規ユネスコ世界ジオパークが認定されており(このうち、ベルギー、タイ及びタンザニアはそれぞれ初めての認定)、ユネスコ世界ジオパークは、38カ国140件となりました。 
ジオパークに関する更なる情報については、日本ジオパーク委員会、文部科学省ユネスコ国内委員会及びユネスコのウェブサイトを御参照下さい。

 

(日本ジオパーク委員会) 「伊豆半島ジオパーク」の概要 
http://jgc.geopark.jp/files/20180417_01.pdf
(文部科学省ユネスコ国内委員会) ユネスコ世界ジオパークの概要 
http://www.mext.go.jp/unesco/005/004.htm
(ユネスコ) 今回認定された13件のユネスコ世界ジオパークの概要

 

http://www.unesco.org/new/en/natural-sciences/environment/earth-sciences/unesco-global-geoparks/new-unesco-global-geoparks/

 

 

 

 

201843: 世界水発展報告書2018の発表

 

 

4月3日、パリのユネスコ本部で「世界水発展報告書(World Water Development Report)2018」の発表イベントが開催されました。 
この報告書は、ユネスコが進めている「世界水アセスメント計画(WWAP)」が毎年とりまとめて公表しているものであり、毎年、淡水資源や水管理の問題について特集テーマを定め、科学的な視点で現状や問題を分析し、政策的な提言を打ち出しています。 
2018年版のテーマは、「自然に根ざした水の問題の解決策(Nature-Based Solutions for Water)」です。本イベントでは、テーマに即した優れた取組を実践している国として我が国が選ばれ、山田大使が日本における自然環境と調和した水管理の取組事例などを紹介しました。

 

 

2018年版報告書

山田大使によるスピーチ

2018年版報告書

山田大使によるスピーチ

なお、報告書の全文は、以下のユネスコのウェブサイトで閲覧可能です。


http://www.unesco.org/new/en/natural-sciences/environment/water/wwap/wwdr/2018-nature-based-solutions/

 

 

 

2018年3月21~22日: ロレアル女性科学者賞関連イベント

 

3月21日、パリのオテル・サロモン・ド・ロチルドにおいて、ロレアル社・ロレアル財団とユネスコが共催する「For Women in Science(FWIS)」会議が行われました。同会議では、2018年のロレアル女性科学者賞受賞者及び過去の同賞受賞者から各自の研究内容について簡単な紹介が行われるとともに、2018年のロレアル女性科学者賞国際新人賞(15名)の授賞式が行われました。日本からは物質・材料研究機構の小川由希子研究員が選ばれています。

 

授賞式の様子

 

会場で研究内容を紹介する小川さん

授賞式の様子

会場で研究内容を紹介する小川さん

翌3月22日には、パリのユネスコ本部において、ロレアル女性科学者賞の授賞式が開催されました。5名の受賞者に対してはアズレー事務局長より授賞が行われ、小川研究員を含む15名の国際新人賞受賞者ビデオで紹介されました。

アズレー事務局長の挨拶の様子

ビデオで紹介される小川さん

ロレアル女性科学者賞については、ロレアル財団及びユネスコのウェブサイトも御参照下さい。


(ロレアル財団)  
https://www.fondationloreal.com/categories/for-women-in-science/lang/en#les-prix

 

(ユネスコ) 
http://www.unesco.org/new/en/natural-sciences/priority-areas/gender-and-science/for-women-in-science-programme/
https://en.unesco.org/news/oreal-unesco-women-science-awards-shared-commitment-promote-gender-equality-over-20-years


(物質・材料研究機構) 
http://www.nims.go.jp/news/archive/2018/03/201803080.html

 

 

2018320: 津軽三味線奏者・久保田祐司さん,ピアニスト・鈴木隆太郎さんによる公邸コンサートの実施

 

 

 

3月20日,大使公邸において,津軽三味線奏者の久保田祐司さん及びピアニストの鈴木隆太郎さんによる音楽コンサートが実施されました。コンサートには主に各国のユネスコ代表部大使らが出席し,津軽三味線とピアノを組み合わせた両氏の素晴らしいパフォーマンスに聴き入りました。

 

 

 

 

 

 

 

201831315: 気候変動に関する政府間パネルの開催

 

 

3月13~15日、パリのユネスコ本部において、第47回気候変動に関する政府間パネル(IPCC)会合が開催されました。今回はフランスがホスト国であり、ユネスコが協力して開催されました。会合では、アズレー事務局長より、気候変動問題に対するユネスコの取組を紹介する内容のスピーチがありました。


また、今年は、国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)が1988年にIPCCを設立してから30周年であり、会合の初日である13日には、フランス政府とユネスコの共催で30周年記念イベントが開催されました。同イベントでは、IPCCが設立された時代的背景や、IPCCの報告書の意義、今後の活動の方向性などについて、科学者と政策担当者がラウンドテーブルにて議論を行いました。

 

 

IPCC30周年記念イベントの様子

会場となったユネスコ本部のルーム1

IPCC30周年記念イベントの様子

会場となったユネスコ本部のルーム1

 

 

2018212: オペラ歌手・樋口達哉さんによる公邸コンサート

 

 

 

2月12日、大使公邸において、オペラ歌手の樋口達哉さん(テノール)と鈴木賀子さん(ピアノ伴奏)による声楽コンサートが実施されました。コンサートにはユネスコ事務局幹部や各国のユネスコ代表部大使らが出席し、樋口さんの迫力ある歌声に耳を傾けていました。

 

 

樋口達哉さん(右)・鈴木賀子さん(左)

コンサート後、出席者と懇談する樋口達哉さん

樋口達哉さん(右)・鈴木賀子さん(左)

コンサート後、出席者と懇談する樋口達哉さん

 

 

 

 

2018年2月8日: 山田大使着任レセプション

 

 

2月8日,ユネスコ本部において山田大使の着任レセプションが開催されました。レセプションには多くのユネスコ職員,各国代表部大使や文化人等が出席し,山田大使の着任を祝いました。


冒頭に行われた山田大使のスピーチでは,着任に際しての抱負や今後の日ユネスコ協力関係の深化に向けた決意が語られました。その後,参加者はお寿司や天ぷらなどの和食や日本酒を堪能しつつ,山田大使と歓談しました。


同レセプションでは書道家の麻生紫翠先生が参加者の前で書のデモンストレーションを行い,ユネスコの理念の実現と山田大使の活躍を祈念しつつ「和の滝」という文字を揮毫し,大きな注目を集めました。また同先生の指導の下,多くの参加者が書道体験を行い,日本文化に触れていました。

 

 

 

スピーチを行う山田大使

山田大使のスピーチに耳を傾ける参加者

スピーチを行う山田大使

山田大使のスピーチに耳を傾ける参加者

「和の滝」を揮毫する麻生紫翠先生 書道を体験する参加者
「和の滝」を揮毫する麻生紫翠先生 書道を体験する参加者
   

 

 

2018123: ヴァイオリニスト二村英仁さん・チェリスト宇野健太さんによる公邸コンサート

 

 

1月23日,大使公邸において,ヴァイオリニストの二村英仁さん(ユネスコ平和芸術家)及びチェリストの宇野健太さんによる音楽コンサートが実施されました。コンサートにはユネスコ事務局幹部及び各国のユネスコ代表部大使らが出席し,両氏の素晴らしい演奏に耳を傾けていました。

 

演奏を行う二村さん(左)・宇野さん(右)

 

演奏を行う二村さん(左)・宇野さん(右)

 

 

 

 

 

IIWQポータルサイトの立ち上げ(2018年1月22日)

 

平成30年1月22日、パリのユネスコ本部において、無料で提供されている地球観測衛星の画像を解析・加工し、水質に関する様々なデータを視覚的に提供するポータルサイト「IIWQ World Water Quality Portal」の立ち上げの記念式典及び展示会が開催されました。これは、ユネスコの国際水文学計画(IHP)がドイツのEOMAP社(ドイツ航空宇宙センターからのスピンオフ企業で、衛星画像を分析・加工し様々な情報を提供している事業者)との協働で進めてきた「水質に関する国際イニシアティブ(IIWQ)」によるものです。

 

 

 

このイニシアティブには、京都大学の山敷庸亮教授が大きく貢献しており、記念式典において、我が国の貢献とこれからの展望について説明されました。昨年12月23日に打ち上げられた、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)も本格的に運用が始まるところであり、その貢献が大きく期待されています。

 

ユネスコの取組及びEOMAP社が提供しているポータルサイトについては、以下のリンクを御参照下さい。また、人工衛星の画像を活用した様々な取組については、JAXAのサイトを御参照下さい。

 

ネスコIIWQ: https://en.unesco.org/waterquality-IIWQ
ポータルサイト:  http://www.worldwaterquality.org/
 JAXA参考情報: http://www.eorc.jaxa.jp/rs_knowledge/