情報
3月12日,ユネスコ本部にて門司大使の離任レセプションが行われ,ボコバ事務局長を始めとするユネスコ事務局幹部、各国代表部大使、仏の文化関係者等門司大使の知人が参加しました。門司大使は,在任期間中,「和食:日本人の伝統的な食文化」(2013年),及び「和紙:日本の手漉和紙技術」(2014年)の無形文化遺産登録(代表一覧表記載決定),「富岡製糸場と絹産業遺産群」(2014年)の世界遺産登録(一覧表記載決定),更には日本がホストした2014年11月の持続可能な開発のための教育に関するユネスコ世界会議等,日ユネスコ関係が一層強化されたを振り返るとともに,ボコバ事務局長を含むユネスコ事務局関係者に深甚なる謝意を表明し,日本はユネスコを引き続きサポートしていく旨述べました(スピーチ(原文))。続いて,ボコバ事務局長がスピーチを行い,門司大使の在任期間中,日ユネスコ関係が一層強化されたことに言及し,特にESDユネスコ世界会議の成功に対する門司大使の協力に大変感謝している旨述べました。また,先日の日本酒の会が大変好評であったこともあり,日本酒コーナーは大盛況となりました。 |
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1 - 門司大使夫妻とボコバ事務局長 |
2 - マレーシア代表部大使と |
3 - ドイツ代表部大使と |
4 - トルコ代表部大使と |
5 - 中国代表部大使と |
6 - エンギタ事務局次長と |
7 - 門司大使による離任挨拶 |
8 - ボコバ事務局長によるスピーチ |
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9 - ボコバ事務局長と歓談する門司大使夫妻 |
10 - スピーチに聞き入る来場者 |
11 - カザフスタン代表部次席(左)、ファルト事務局長補(中央), エンギダ事務局次長 (右)と |
12 -フランス政府関係者と |
13 - ユネスコ平和芸術家のセツコ・クロソフスカ=ド=ローラ氏(中央左)と |
14 - アメリカ代表部大使と懇談する門司大使 |
15- 日本酒を堪能する来場者 |
16 - 好評だった日本酒の一部 |
17 - 会場の様子 |
3月5日、ユネスコ本部において当代表部主催の「日本酒の会(利き酒会)」が行われました。この会には、当地のISSE及びギャラリーKの協力の下、全国の20の酒蔵の協賛をいただき、4つの蔵から蔵元や関係者が参加されました。酒サムライである門司大使は、「日本酒はユネスコ無形文化遺産に登録された和食に最も合う飲み物であり、日本文化における重要な構成要素である。」との冒頭の挨拶に続き、利き酒にあたり、精米歩合の違い、発泡酒・古酒など保存期間の違い、温度による違い等を味わっていただきたいと説明しました(スピーチ原文及び和文概要)。出席したユネスコ事務局幹部や各国代表部大使、フランス要人らは、酒蔵に提供いただいた40種類以上の多様な日本酒を味わいながら、参加いただいた蔵元と交流し日本酒に大きな関心を示していました。また、陶芸家の桐谷純子氏が制作された多数のぐい呑みも試飲用に披露されました。 |
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日本酒(利き酒)の説明をする酒サムライ・門司大使 |
スピーチを聞く参加者 |
参加蔵元の紹介 |
ファルト事務局長補によるスピーチ |
協賛いただいた16の酒蔵のブース |
千代むすび酒造のブース |
加藤吉平商店(梵)のブース |
旭酒造(獺祭)のブース |
大七酒造のブース |
陶芸家・桐谷純子さんと |
桐谷さんのぐい呑みで燗酒を味わう |
利き酒を楽しむ来場者たち |
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利き酒を楽しむ来場者たち |
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利き酒を楽しむ来場者たち |
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ルルー国民議会議員(仏日友好議連副会長,写真右)と門司大使 |
会場の様子 |
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会場の様子 |
参加いただいた蔵元さんたちと |
2015年2月: ユネスコを通じたパキスタン及び中東・北アフリカ支援
2015年2月、日本政府は、ユネスコを通じた開発途上国支援として、パキスタンにおける洪水対策プロジェクト及び中東・北アフリカにおけるプロジェクト4件に対し、総額約900万ドルを拠出することを決定しました。
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今回の決定に対し、ボコバ事務局長より、ユネスコの活動における日本の強いリーダーシップと多大な貢献に対する謝意が表明されました。 |
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洪水の頻発がしばしば甚大な被害を及ぼすパキスタンでは、インダス川流域における洪水予測能力の向上を図るべく、洪水予測システムと情報ネットワークを構築するユネスコのプロジェクト「第二次洪水警報及び管理能力強化計画」に対し、日本政府として4.89億円(約400万ドル)を拠出します。この洪水対策プロジェクトは、2011年度より我が国の支援を受けてユネスコが実施してきたプロジェクトが高い評価を受けたことから、今般、第2フェーズの実施を決定したものです。防災は日本とユネスコがともに深い知見を共有する分野であるとともに、本件支援は我が国が2013年11月に「Actions for Cool Earth: ACE」の中で表明した気候変動分野における途上国支援の一環として実施するものです。 |
パキスタンにおける交換公文(E/N)署名式
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ISILを始めとするイスラム過激派の台頭により不安定化する中東・北アフリカ地域では、平成26年度補正予算を活用し、イラク国内の避難民(IDPs)やシリア難民を対象とした教育を支援するほか、テロリストによる破壊活動からイラクの文化財を保護するため、バグダード博物館等における予防的対策を講じます。 |
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ボコバ事務局長は、イラクにおけるテロリストによる文化財破壊活動を「文化浄化(cultural cleansing)」と呼んで強く非難し、国際社会の対応を要請していますが、ここ数ヶ月の間にもモスル博物館やニムルド遺跡がISILによる被害に遭い、貴重な文化財が次々に失われています。このような中、イラクの文化財保護は第195回ユネスコ執行委員会においても議論され、加盟国は一致して決議を採択しました。今般の日本政府による博物館支援も、イラクの文化財保護におけるユネスコの指導的役割を強化し、加盟国としての責任を果たすものです。 (了) |
門司大使は、2月26日にユネスコの事務局幹部や主要国代表部大使を、また、27日にフランスの芸術家や食文化関係者を大使公邸に招き,福岡県から来訪されたミシュラン一つ星の日本料理店「うつわ料理さ乃」の佐野純子オーナー・シェフの料理と日本酒を味わう夕べを開催しました。招待客は,佐野氏持参の個性的な器に美しく盛り付けられた一品一品の繊細な味わいと,「酒サムライ」である門司大使が各皿に合わせて選んだ様々な日本酒を堪能しました。参加者からは、「和食の真髄を理解できた気がする」,「信じられない程手を掛けた料理と素晴らしい器の組み合わせで特別の体験だった」,「日本酒の多様さも感じることができた」などのコメントをいただきました。
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門司大使の挨拶と乾杯するユネスコ事務局幹部や主要国代表部大使 |
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和食と日本酒を堪能する仏文化関係者たち |
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佐野純子氏持参のうつわに盛られた雛祭りをテーマにした料理 |
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門司大使セレクトの日本酒 |
佐野純子氏とユネスコ各国大使 |
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門司大使による佐野純子氏の紹介 |
1月20日,当代表部にユネスコ事務局邦人職員を招待して,平成27年賀詞交換会を実施しました。会合には教育,文化,科学など各分野で活躍する邦人職員約30名とその配偶者の方々が出席し,門司大使の新年の挨拶に続き,邦人職員を代表して,村井恵美子氏より乾杯の御挨拶をいただきました。出席者は,2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された和食や日本酒等を味わいつつ交流を深め,本年のユネスコの主要課題について,門司大使や代表部館員と有意義な意見交換を行いました。 |
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門司大使の新年の挨拶
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乾杯の御挨拶 |
ユネスコ事務局邦人職員との意見交換 |
ユネスコ事務局邦人職員との意見交換 |
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ユネスコ事務局邦人職員との意見交換
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門司大使セレクトの日本酒 |
1月19日,20日,ユネスコ本部にて「2015国際光年(International Year of Light and Light-based Technologies)」のオープニング行事が開催され,門司大使が開会式に参加しました。本行事には,世界各地から1000名以上の科学者(ノーベル賞受賞者を含む),政府関係者,企業トップ等が集まり,科学技術に関する活発な議論が行われました。「2015国際光年」とは,光及び光関連技術が情報へのアクセス,持続可能な開発の促進,社会の健康・福祉増進,環境改善等に果たす役割の重要性について,教育・能力開発を通じて各国国民の理解を深めることを目的として2013年の国連総会決議で定められたものであり,本2015年中世界各地で様々な関連行事が開催される予定です。
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ボコバ事務局長によるビデオメッセージ |
ノーベル受賞者による講演 |
オープニング行事の展示品 |
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LEDライト関係の展示を見る参加者 |
青くライトアップしたユネスコ本部 |
1月16日,中村長崎県知事及び長崎市,佐世保市,平戸市,五島市,南島原市,小値賀町,新上五島町の首長等の一行が「長崎の教会群とキリスト教関連資産」の世界遺産一覧表記載に向けた協力要請のため,ユネスコ本部及び当代表部を訪問しました。一行は,ラオ世界遺産センター所長,門司大使及びバチカン市国のフォロ・ユネスコ代表部大使と意見交換を行った他,ユネスコ本部にある日本庭園,天使の頭像等を視察しました。なお,天使の頭像は元々長崎の浦上天主堂の正面にあったもので,長崎への原子爆弾の被害を奇跡的に免れたものです。1976年,ユネスコ30周年を記念して長崎市より寄贈されました。
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当代表部訪問 |
中村知事とラオ世界遺産センター所長 |
門司大使同席の下に行われたラオ世界遺産センター所長と中村県知事一行の意見交換 |
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天使の頭像前での記念撮影 |
フォロ大使との記念撮影 |
2015年1月14日:パリ市内における新聞社銃撃テロ事件を受けたユネスコにおける
「表現の自由」に関するイベント(「Journalism after CHARLIE」)
1月14日、7日にパリ市内で発生した新聞社銃撃テロ事件及びその後の進展を受け、ユネスコ本部で「シャルリー事件後のジャーナリズム」と題し、表現の自由について議論するイベントが開催されました。開会式には門司大使始め多くの大使、メディア関係者が出席し、ボコバ事務局長、仏政府のジラルダン開発・フランコフォニー担当大臣及び風刺画家のプランテュ氏から、犠牲者を悼むとともに、表現の自由、テロとの闘いについて力強いメッセージを発するスピーチが行われました。その後、「ジャーナリストの安全」、「文化間対話と分裂した社会」をテーマとした円卓会議が行われ、ジャーナリスト、メディア、加盟国など多くの関係者が議論に参加しました。情報及び表現の自由は、教育、科学、文化とともに、ユネスコの活動の主要な柱となっている分野です。
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結束を呼びかけるボコバ事務局長 |
テロリズムに対して法、民主主義、自由の重要性を訴えるジラルダン開発・フランコフォニー担当大臣 |
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表現の自由を訴える風刺画家のプランテュ氏 |
ジャーナリストの安全について考える円卓会議 |
2014年
2014年12月22日:京都産業大学主催シンポジウム「和食文化を世界に」
12月22日、門司大使は、日本への出張の機会に際し、京都産業大学が主催したシンポジウム「和食文化を世界に」に出席しました。同シンポジウムは、京都産業大学が、2015年度より文化学部に京都文化学科を開設することを記念するものであり、2013年12月にユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」をテーマにしたものです。 |
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門司大使による基調講演 |
無形文化遺産に登録された「和紙」製の扇子を紹介 |
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シンポジウム会場の様子 |
パネルディスカッションの様子 |
12月18日、ユネスコ本部で国際宇宙ステーション(ISS)計画への参加5極(米・露・日・欧・加)宇宙飛行士による同ステーションでの1年滞在の開始に関する記者会見が行われ、同19日には同記者会見に参加した野口宇宙飛行士が当代表部奈良臨時代理大使を訪問しました。記者会見では、ISSとユネスコは長年に亘り協力関係にあること、環境・生態系分野に加え、近年では世界遺産等の文化関係事業において宇宙からのリモート・センシング技術が活用されている等、多岐に亘る協力関係があることにも言及されました。また、野口宇宙飛行士の当代表部への訪問の際には、ユネスコと宇宙航空研究開発機構(JAXA)との協力や、ユネスコでの科学・文化・教育事業に関して意見交換を行いました。同宇宙飛行士は、宇宙探検家協会(Association of Space Explorers)の会長も務めており、その立場からもユネスコの科学・教育事業との協力に関心がある旨表明されました。
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奈良臨時代理大使を訪問した野口宇宙飛行士 |
ユネスコで共同記者会見を行う5極の宇宙飛行士 |
2014年11月26日:「和紙:日本の手漉和紙技術」の無形文化遺産代表一覧表記載
11月26日、ユネスコ本部で開催された第9回無形文化遺産保護条約政府間委員会(11月24日~28日)において、我が国が提案した「和紙:日本の手漉和紙技術」の無形文化遺産代表一覧表への記載が決定されました。今回の提案は、2009年に既に記載済みの「石州半紙」(島根県浜田市)に、「本美濃紙」(岐阜県美濃市)と「細川紙」(埼玉県小川町 東秩父村)を加えた3つを日本の手漉和紙技術として提案し直すものです。昨年の「和食:日本人の伝統的な食文化」を含め、我が国のユネスコ無形文化遺産は22件となりました。この委員会には、青柳文化庁長官が門司大使と共に出席し、日本政府としてこの手漉和紙技術の保護に関する取組を全面的に支援していく旨のスピーチを行いました。また、他に各国から提案されたカポエイラ(ブラジル)など33件の候補案件についても代表一覧表への記載が決定され、総件数は314になりました。さらに、記載申請案件の審査等のために今回新設された政府間委員会の評価機関のメンバーに我が国から岩崎まさみ北海学園大学人文学部教授が選出されました。 |
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「和紙」の審議の模様 |
かたずを呑んで見守る日本政府代表団 |
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「和紙」記載決定の瞬間(©:毎日新聞、AP) |
青柳文化庁長官スピーチ |
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青柳文化庁長官及び門司大使による記者会見 |
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各国の無形文化遺産関係者による記載決定後の歓喜の実演 |
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Ritual dance of the royal drum (ブルンジ) |
Isukuti dance of Isukha and Idakho |
2014年11月18日: 日本信託基金によるシリア難民のためのコミュニティ・ラジオ支援
11月18日、ヨルダンから、日本信託基金を活用してユネスコが実施した「ヨルダンにおけるシリア難民のための情報へのアクセスと表現の自由の向上」事業の参加者が当代表部を訪問し、実施状況についての報告会が行われました。
このプログラムで番組作成や取材の研修を受けた若者レポーターのイシュタイさんは「番組当初、難民は、追い返されるのでないかという恐怖でインタビューに応じようとしなかった。また、政治的な問題は扱わず難民への生活情報提供を行うという番組の趣旨が理解されるまで時間がかかった。」と苦労を話してくれました。
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配布されたソラー及び手巻き電池ラジオ兼懐中電灯 |
ラジオ、ユネスコのロゴと日本信託基金支援のマーク |
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持続可能な開発のための教育に関するユネスコ世界会議(2014年11月10日~12日)及び
ステークホルダー会合 (2014年11月4日~11月8日) の開催
11月10日~12日、我が国がホストした「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」が愛知県名古屋市にて開催されました。また、これに先立ち、11月4日~8日、ユネスコ世界大会や、ESDユース・コンフェレンスなどのステークホルダー会合が岡山市にて開催され、ボコバ・ユネスコ事務局長とともに門司大使が出席しました。 |
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皇太子同妃両殿下御臨席の下、挨拶する |
共同議長を務める下村文部科学大臣・ボコバ事務局長 |
白熱した議論が行われたハイレベル円卓会議 |
日本代表団として参加する門司大使 |
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愛知県及び名古屋市主催による歓迎レセプション |
世界各国から参加した閣僚級出席者 |
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ユネスコスクール世界大会で高校生らを前に |
意欲溢れるESDユース・コンフェレンス参加者 |
2014年11月7日:ボコバ・ユネスコ事務局長による安倍総理表敬訪問
11月7日、安倍総理は総理官邸において、持続可能な開発のための教育(ESD)ユネスコ世界会議に出席するため来日しているボコバ・ユネスコ事務局長より表敬を受けました。安倍総理は、ESDユネスコ世界会議が成功し、国連ESDの10年終了後も、ESDが国際社会で更に推進されることを期待するとともに、引き続きユネスコと協力していく考えであると述べました。ボコバ事務局長からは、ESDユネスコ世界会議は、同分野での日本のリーダーシップを示すものであることや、世界遺産、無形文化遺産の分野での日本の貢献に感謝する等の発言がありました。
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記念撮影 (写真提供:内閣広報室) |
会談の様子 (写真提供:内閣広報室) |
2014年11月7日:ボコバ事務局長と薗浦外務大臣政務官との会談
11月7日、薗浦外務大臣政務官は、持続可能な開発のための教育(ESD)ユネスコ世界会議出席のため訪日中のボコバ・ユネスコ事務局長と会談しました。冒頭、薗浦政務官から、日本とユネスコの協力関係の一層の緊密化を期待する旨、ESDユネスコ世界会議が成功し、ESDが国際社会で更に推進されることを期待する旨発言しました。ボコバ事務局長からは、日本におけるESDユネスコ世界会議の開催は、ユネスコの活動に対する日本の理解と協力を示すものであり、日本の力強いリーダーシップに感謝すると述べました。最後に、薗浦政務官より、ボコバ事務局長の強力なリーダーシップと改革努力を支持し、日本として必要な貢献を行っていきたい旨述べました。 |
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記念撮影 |
会談の様子 |
2014年11月6日~10日:ボコバ・ユネスコ事務局長の訪日
ボコバ・ユネスコ事務局長は,11月6日から10日まで,岡山県及び愛知県で開催された日本政府・ユネスコ共催の「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development:ESD)ユネスコ世界会議」及びステークホルダー会合に出席するため,訪日しました。訪日期間中,ボコバ事務局長は,安倍総理大臣,下村博文文部科学大臣,北村茂男環境副大臣,薗浦健太郎外務大臣政務官との会談を行った他,経済同友会での講演会,下村大臣主催夕食会,日本ユネスコ協会連盟主催レセプションに出席しました。また,名古屋では,国連大学が主催した持続可能な開発のための高等教育会議への出席や,ユネスコ無形文化遺産「和食;日本人の伝統的な食文化」認定書授与式を行いました。 |
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「和食:日本人の伝統的な食文化」 |
国連大学主催高等教育会議でのボコバ事務局長 |
裏千家千玄室大宗匠(ユネスコ親善大使)と |
福田ANA取締役執行役員とボコバ事務局長 |
2014年10月31日:ユネスコ設立70周年記念行事立ち上げ式典
(展覧会「ネルソン・マンデラ~囚人から大統領へ」他)
10月31日、ユネスコ本部の大会議場において、ボコバ・ユネスコ事務局長やマルテリー・ハイチ大統領等の参加の下、ユネスコ設立70周年記念行事の立ち上げ式典が開催され、門司大使が出席しました。ユネスコは、1945 年のユネスコ憲章採択 から来年で70周年の節目を迎えることから各種記念行事が予定されています。今回の立ち上げ式典は、生前にユネスコ親善大使として活動したネルソン・マンデラ南アフリカ元大統領の生き方がユネスコの精神を反映したものであるとして、同氏に敬意を表して開催されました 。 また、式典に前後して 平和と団結のための討論会「マンデラの遺産」や、展覧会「ネルソン・マンデラ~囚人から大統領へ」等が行われました。 |
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ボコバ事務局長のスピーチ |
カメルーン音楽 |
南アフリカのダンスに要人も参加 |
故マンデラ南アフリカ元大統領関連 展示 |
2014年10月24日~30日:第22回国際平和美術展(World Peace Exhibition 2014)
10月24日から30日まで、ユネスコ本部において、芸術文化を通じた平和希求や、核のない世界への平和アピール等を目的として、国際平和美術会(I.P.A.)実行委員会主催イベント「第22回国際平和美術展」(当代表部後援)が開催されました。この展覧会では、国籍や宗教・宗派、政治を問わず「平和を愛する心」、「芸術を愛する心」をより多くの人々にアピールすることを願う日本人アーティスト210名による幅広い表現分野にわたる作品が展示されました。美術展開催期間中には、イリナ・ボコバ事務局長が会場を訪れ、展示作品を鑑賞しました。10月24日のオープニング・セレモニーでは、関係者の挨拶の後、美術展の開始を祝した鏡開きが行われ、参加者は美術作品とともに日本酒も堪能しました。また、参加アーティストによるワークショップも開かれました。 |
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「開会式門司大使挨拶 |
アルミーニャン文化担当事務局長補挨拶 |
鏡開き |
開会式参加の各国大使たち |
参加アーティストたちと |
ボコバ事務局長と門司大使 |
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ボコバ事務局長を案内する門司大使 |
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多数のアーティストの作品を展示
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2014年10月22日 : ユネスコ・アジア太平洋グループ(ASPAC)主催レセプション「ASPACイブニング」
10月22日、ユネスコ本部において、アジア太平洋地域(ASPAC)に所属するユネスコ加盟国によるASPACイブニング・レセプションが開催され、18カ国がそれぞれ自国料理を提供しました。このレセプションでは、ボコバ・ユネスコ事務局長を含めた多数の来場者が各国料理を堪能し、お寿司や日本酒などが提供された和食コーナーは、大盛況となりました。 |
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ASPAC各国大使と門司大使 |
タイ、韓国、イランの料理 |
パキスタン、カンボジア、ネパール、中国の料理 |
お寿司コーナーはいつも大人気 |
2014年10月17日 : 香水に関するシンポジウム(於:南仏グラース市)
10月17日、南仏グラース市で、グラース地方現存遺産協会の主催による香水に関するシンポジウム(Se Parfumer, un Acte d'Humanité:香水をつける、人類の行為)が開催されました。主催協会は、「グラース地方の香水のノウハウ」の2015年のユネスコ無形文化遺産登録を目指しており、今回のイベントは、その登録に向けての動きに弾みをつけるために開催されたものです。講演者として出席した門司大使は、「大地から天上へ;香りと儀式」とのテーマで香道を中心とする日本の香り文化についてスピーチ(原文/日本語抄訳)を行いました。その他、仏上院ルルー議員(前グラース市長)、仏ユネスコ代表部大使、インド在仏大使、仏各省庁関係者、グラース県知事、香水関係者等を含め約60人が出席しました。
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開会式門司大使挨拶 |
開会式ラリオ仏ユネスコ代表部大使挨拶 |
門司大使による講演1 |
門司大使による講演2 |
国際香水博物館庭園の風景 |
閉会式 |
国際香水博物館における香道の用具の展示 |
フラゴナール社工場の調香用の設備 |
2014年10月15日~31日:第195回ユネスコ執行委員会
10月15日~31日、第195回ユネスコ執行委員会が開催されました。執 行委員会は、ユネスコのプログラムや予算を検討するために年に2回、執行委員国(58か国:任期4年)の代表が集まり議論を行う会議であり、我が国は 1951年のユネスコ加盟の翌52年から継続して委員国に選出されています。20日に行われた執行委員会の全体会合では、ボコバ・ユネスコ 事務局長の開会演説(原文/ポイント(日本語))に続いて各執行委員国のスピーチが行われ、この中で門司大使は、ユネスコに対する日本の貢献や、本年11月に名古屋及び岡山で開催された持続可能な開発のための教育(ESD)に関する世界会議等についてスピーチ (原文/日本語仮訳を行いました。執行委員会では、教育、文化、科学等の各事業や、行財政事項について活発な議論が行われました。
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開会式でのボコバ事務局長発言 |
門司大使スピーチ |
執行委員会会議場の様子 |
執行委開催中は58カ国の国旗が掲揚される |
2014年9月26日 : 初代「ミス日本酒」によるユネスコ本部訪問
9月26日,初代「ミス日本酒」に選ばれた森田真衣さんがユネスコ本部を訪問しました。「ミス日本酒」は、日本の伝統文化である日本酒の魅力を世界に向け発信するため、一般社団法人ミス日本酒が、外務省、農水省、国税庁、観光庁、日本酒造組合中央会などの後援を得て設けたもので、日本酒及び和食に関する日本国内・海外イベントへの参加に加え、啓発活動や日本への観光誘致にも取り組んでいます。ミス日本酒・森田さんを迎えた門司大使は、文化を所掌する唯一の国際機関であるユネスコの使命、日本にとっての重要性、ユネスコにおける日本の活動等を紹介しました。また、2013年12月に和食(日本人の伝統的な食文化)がユネスコ無形文化遺産に登録されたことから、海外における和食と日本酒の人気にも話が及びました。
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「酒サムライ」の法被を着用してユネスコ本部を案内する門司大使。 |
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「寛容の広場」の中にある「平和の壁」 |
公邸にてミス日本酒と酒サムライ |
公邸における交流会の様子 |
カンタン国民議会仏日友好議連元会長夫妻と |
交流会参加者との記念写真撮影 |
日本酒イベントでミス日本酒と2人の酒サムライ |
2014年9 月22 日: シンポジウム「フランコフォニーにおける文化外交の役割」(於:仏国民議会)
9 月22 日、門司大使は、Institute for Cultural Diplomacy が仏国民議会にて主催したシンポジウム「フランコフォニー(フランス語圏)における文化外交の役割」に招かれ、基調演説を行いました。門司大使は、日本の文化外交をテーマとしたスピーチを行い、パブリック・ディプロマシーやソフト・パワーといった概念に加え、我が国のポップ・カルチャーやクール・ジャパン戦略について述べた後、日本とフランコフォニーの関係のあり方につき述べました。このシンポジウムでは、門司大使の他にアリオ=マリー元仏外務大臣やフランコフォニー国際機関(OIF)事務局長顧問、ベルギーの女優ヴァンデルヌー氏、エクサンプロヴァンス政治学院教授及び仏企業取締役社長がそれぞれスピーチを行い、また各国のユネスコ代表部大使及び在仏大使計11名が参加した討論会も実施されました。 |
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門司大使スピーチ |
会場の様子 |
アリオ=マリー元仏外務大臣 |
討論会の様子 |
記念撮影 |
シンポジウム終了後、門司大使より参加者に対し |
9 月18 日,東京大学の学部学生が、フランスの各種研究所や公的機関を訪問する海外体験プログラムの一環で当代表部を訪問し、門司大使と懇談を行いました。門司大使は、ユネスコの活動の概要や日本の主な取組につき説明したほか、我が国のソフトパワーと文化外交について、駐イラク大使及び駐カタール大使時代の経験も交え、スライドを見せながら講話を行いました。また、学生一行は当代表部館員とも懇談を行いました。 |
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学生に対し講話を行う門司大使 |
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聴講する学生一行 |
質疑応答の様子 |
2014年9月8日: 相模女子大学の学生による門司大使への表敬訪問
9 月8 日、相模女子大学の学生が、日本と比較しながら仏料理の展開や日本文化の海外での受けとめ方を学ぶ研修の一環で、フランスのパリ及びリヨンを訪問しました。当代表部では、門司大使が、「ソフトパワーと文化外交」のテーマの下、「和食」の無形文化遺産登録等の我が国のユネスコにおける取組に加え、他国料理の無形文化遺産登録の意義・背景や和食を含む日本文化の各国での受けとめ方について、外務省広報文化交流部長当時のエピソード、また過去に大使として駐在したイラクとカタールでの経験も交えつつ講話を行いました。 |
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講話を行う門司大使 |
学生との記念撮影 |
門司大使の講話に耳を傾ける学生たち |
2014年9月2 日: 「ヨシフ・ゴシケーヴィチ生誕200 周年記念展示会」オープニング・イベント
9 月2 日、ユネスコ本部において、当代表部が後援した「ゴシケーヴィチ生誕200 周年記念展示 会」のオープニング・イベントがベラルーシのユネスコ代表部主催の下で開催され、門司大使の他、日本と同じくこのイベントを支援したロシアのユネスコ代表部大使や駐仏ベラルーシ大使等、 大勢が来場しました。ゴシケーヴィチは、ロシア帝国時代に函館で初代日本駐在領事を務めたベ ラルーシ出身の東洋研究家です。今回の展示会は、ユネスコの公式なサポートを得た周年事業と して実施され、会場では、ゴシケーヴィチの生涯を辿る様々な資料が展示されました。なお、こ の展示会は9 月27 日から函館市で開催されています。 |
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開会式にベラルーシの大使や博物館関係者、ロシア大使らとともに参加した門司大使 |
博物館関係者より、当時の函館の写真の説明 |
ゴシケーヴィチの衣装を鑑賞 |
展示パネルに見入る来場者 |
展示会場内の様子 |
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ゴシケーヴィチが編纂した世界初の本格的な和露辞典『和魯通言比考』の複製 |
7月18日、フランス訪問中の参議院の荒井広幸議員(新党改革代表)、平野達男議員(「新党改革・無所属の会」所属、前復興大臣)、浜田和幸議員(「新党改革・無所属の会」所属、元外務大臣政務官)及び松下新平議員(自由民主党、前国土交通大臣政務官)は、門司大使とともにユネスコ本部を訪問し、ラオ世界遺産センター所長と会談しました。一行は、富岡製糸場の世界遺産登録への謝意の表明に引き続き、今後の世界遺産分野でのユネスコと日本との協力関係強化を中心に意見交換を行いました。 |
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ラオ世界遺産センター所長との意見交換の様子 |
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ラオ所長との記念写真 |
ピカソの壁画前で |
2014年7月8 日:「グラース地方の香水」のフランス無形文化遺産リスト記載
7 月8 日、門司大使は、フランス上院で開催された「グラース地方における香水にかかるノウハウ」のフランス無形文化遺産リストへの記載を記念するレセ プションにゲストとして出席し、ルルー上院議員、ラリオ・フランス・ユネスコ代表、カンボジ・インド・ユネスコ代表らとともにスピーチを行いました。 門司大使は、日本の香道にも言及しつつ、香りを大切にするフランスの伝統を高 く評価し、本件無形文化遺産リスト記載に祝意を表しました。 |
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スピーチを行う門司大使 |
会場には大勢の来訪者 |
2014年7月1日: 日本のアイドル・グループのユネスコ本部訪問
7月1日、欧州最大の日本文化イベント「第15 回ジャパン・エクスポ」の名誉ゲストとしてパリを訪問中のBerryz 工房×℃-ute (Hello! Project)のメンバーが、ユネスコ世界遺産のヴェルサイユ宮殿を訪ねた後、ユネスコ本部を訪問しました。一行は、門司大使より、教育、科学、文化等の協力を通じて国際平和と人類の福祉の実現を目的とするユネスコの活動やその日本との関係について説明を受け、ユネスコ本部内の大会議場、ピカソの壁画、ミロのタイル画、日本政府の寄付により建設された平和庭園(日本庭園)等を見学しました。 「めざせ!!アイドル世界遺産」をスローガンに掲げる一行は、世界遺産、無形文化遺産を 扱うユネスコの本部訪問に感激していました。
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ユネスコについて説明する門司大使 |
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ピカソの壁画の前で大使夫妻と記念写真 |
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ミロのタイル画の前で |
日本庭園にて |
7階テラスでエッフェル塔を背景に |
ユネスコ・カフェテリアで |
入り口広場で |
アムル執行委員会議長(エジプト代表部大使) |
2014年6月15日~25日: 第38回世界遺産委員会(於:ドーハ)
6月15日~25日、カタールの首都ドーハで第38回世界遺産委員会が開催され、日本から門司大使(日本政府代表団長)や青柳正規文化庁長官に加え、大澤正明群馬県知事等が出席しました。カタール美術館庁総裁のマイヤーサ王女が議長を務めたこの委員会には、世界各国の閣僚を含む要人が多数参加し、我が国の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の文化遺産としての世界遺産リストへの記載が決定された他、全体で26件の遺産が新たに 世界遺産として認められました。これにより、我が国の世界遺産の数は18 件、全世界の世 界遺産の総数は1007 件(161 ヶ国)となりました。 |
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会場は磯崎新氏設計のドーハ国際コンベンションセンター |
開会式:カタールと日本の代表による |
日本が副議長として参加した 毎朝のビューロー会合 |
秘密投票のテラーを務める門司大使 |
日本政府代表団長及び前駐カタール日本大使として旧知のマイヤーサ議長を表敬訪問中の門司大使 |
「富岡製糸場」の審議の模様 (写真:共同通信社提供) |
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「富岡製糸場」の記載決定を喜ぶ大澤知事、青柳文化庁長官及び門司大使(左から)(共同通信社提供) |
記載決定を受け謝辞を述べる門司大使 (共同通信社提供) |
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記載決定を受け謝辞を述べる大澤知事 (共同通信社提供) |
お祝いに駆けつけた各国代表と握手 |
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記者会見の模様 |
日本政府代表団の記念撮影(会議終了時) |
5月27日,ユネスコ本部にて,当代表部による後援の下,「日本酒講演・試 飲会」が開催されました。社団法人日本伝統文化国際交流協会及び市民団体ル・ ジャルダン・ジャポネが企画したこのイベントには,2名の講師の他,日本の各地(秋田県,福島県,愛知県,山口県)の蔵の協力を得,日本から参加した蔵元もいました。2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された和食及び日本酒の歴史と魅力についての講演に続き,パリ所在の食材店の協力を得つつ試飲会が行われ,各国のユネスコ代表部大使や外交官,ユネスコ職員ら多くの参加者は,種々の日本酒の味を楽しんでいました。 |
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「酒サムライ」門司大使の挨拶 |
和食についての講演の様子 |
日本酒についての講演の様子 |
講演に聴き入る来場者 |
来場者に対し各地の名酒を紹介する蔵元の方々 |
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チーズと純米酒のコラボレーションを試す |
講師・主催団体関係者との記念写真 |
2014年4月9日:第194回ユネスコ執行委員会「日本の夕べ」レセプション
4月9日:第194回ユネスコ執行委員会「日本の夕べ」レセプション4月9日,第194回ユネスコ執行委員会の開催時期を捉え,当代表部がパリのユネ スコ本部にて「日本の夕べ」レセプションを主催しました。このレセプションでは,門司 大使夫妻が和装でボコバ事務局長及び各国代表部大使など大勢の来場者をお迎え し,会場内は昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された和食や日本酒を堪能 する人々で埋まり,盛況となりました。 |
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ボコバ事務局長と門司大使夫妻 |
米俳優フォレスト・ウィテカー氏 |
ブラックバーン・カナダ代表部大使 |
日本酒につき説明する門司大使 |
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アムル執行委員会議長 (エジプト代表部大使)との歓談 |
会場の様子 |
2014年3月31日:甲府ユネスコ協会及び山梨県の小中学生らによる門司大使表敬
甲府ユネスコ協会は昨年,世界遺産に登録された富士山を題材とした「子ども絵画コンクール」を主催し,今般,同コンクールにて入賞を果たした山梨県内小中学校の生徒らをパリに招へいする事業を実施しました。その一環で3月31日,同一行が門司大使を表敬訪問し,日本のポップカルチャーの普及等についての講演を聴講した他,ユネスコ本部にて世界遺産センター職員による講演を聴講しました。 |
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講演の様子 |
ポップカルチャーを語る門司大使 |
講演に耳を傾ける子どもたち |
集合写真 |
2014年3月27日:「ESD国際交流プログラム」参加者による門司大使への表敬訪問
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3月27日,日本ユネスコ協会連盟及び三菱東京UFJ銀行が実施するユネスコスクールと持続発展教育の普及を目的とした「ESD国際交流プログラム」に日本全国から参加した高校生らが当代表部を訪問し,門司大使が我が国の文化外交政策の考え方や過去に大使として駐在したイラク,カタールでの経験について講話を行いました。 |
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学生を前に講演を行う門司大使 |
2014年3月14日-15日:日本・食文化・観光イベント「セ・ボン・ル・ジャポン」
3月14日及び15日,パリにて,当代表部が後援する日本食・工芸品紹介イベント「セ・ボン・ル・ジャポン」が開催されました。2013年12月の「和食」のユネスコ無形文化遺産への登録を受け,日本食への関心が益々拡大する中,このイベントでは15社以上の関連業者が遥々日本から出展し,日本食や和食器等を紹介した他,15以上の自治体が関与し日本各地への観光をアピールしました。会場には多くの来場者が訪れ,大盛況となりました。 |
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会場前の訪問者の列 |
来場者が続々と |
展示された和食器 |
和紙を用いたメッセージカード |
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会場内の様子 |
日本各地の観光ポスターも |
3月11日,ユネスコ本部の大会議場にて,当代表部による協力の下,「広島 平和演奏会」が開催されました。これは,チェンバロ奏者として世界でご活躍 の光井安子氏が中心となって,「核兵器の無い平和な世界を未来の子供たちに」 というコンセプトの下に様々な国籍の音楽家が集い,広島で始めたイニシアテ ィブです。今回のイベントにはまた,東日本大震災から3年となる節目の日に, 日本が世界中から受けた支援と励ましに対し改めて感謝の気持ちをお伝えした いとの思いも込められています。 演奏会の第一部では日本,米国,英国,フランス,ロシア,中国及び韓国出 身の著名な独奏者による演奏が,また第二部では子供たちによる独奏及びオー ケストラ演奏が行われ,のべ約1000名の来場者がありました。これに加え, サイド・イベントとして,若手日本画家による展示会及び和菓子・日本茶によ るおもてなしも実施され,多くの来場者が日本の美と味を堪能していました。 |
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演奏会前日,門司大使への表敬 |
エンギダ・ユネスコ事務局次長の挨拶 |
門司大使のスピーチ |
光井安子氏によるチェンバロの演奏 |
中国のソプラノ歌手ザオ氏のパフォーマンス |
ロシアのユネスコ平和芸術家マルカロフ氏 |
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仏のラルビ氏が指揮する「松風」 |
韓国のソプラノ歌手ヨー氏の歌 |
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小学5 年のピアニスト・西本裕矢君 |
和菓子職人の技に見入る門司大使夫妻 |
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和菓子イベント会場の様子 | 日本画展示会の様子 |
2014年3月6日 : 神戸大学の学生らによる門司大使への表敬訪問
3月6日,神戸大学の学生らが,海外研修の一環として当代表部及びユネスコ事務局本部を訪問しました。当代表部では,門司大使がユネスコにおける我が国の取組や文化外交政策等に加え,過去に大使として駐在したイラクやカタールでの経験について講話を行いました。 |
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聴講する学生らの様子 |
写真を用いてイラクでの経験を語る門司大使 |
学生らとの集合写真 |
2014年2月18日 : 西南学院大学の学生らによる門司大使への表敬訪問
2月18日,福岡県の西南学院大学の学生らが,海外研修の一環として当代表部を訪問し,門司大使がユネスコにおける我が国の取組や文化外交政策等について講話を行いました。将来,海外での活躍を目指す学生たちが熱心に耳を傾けていました。 |
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文化外交政策等に関し話をする門司大使と聴講する学生らの様子 | |
学生らとの集合写真 |
2013年
2013年12月2日~7日 : 無形文化遺産保護条約第8回政府間委員会
12月2日~7日,アゼルバイジャンの首都バクーで無形文化遺産保護条約第8回政府間委員会が開催され,日本からは青柳正規文化庁長官や門司大使他が出席しました。この委員会では,晴れて「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」をユネスコ無形文化遺産として登録することが決定されました。 |
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審議の様子 |
日本政府代表団 |
「和食」登録決定後,場内で謝意表明の |
「和食」登録決定後,インタビューに応じる |
会場では,無形文化遺産への登録が決定した各国の伝統文化が披露された。写真(左)はキルギスタンの叙事詩三部作(マナス,セメタイ,セイテク),写真(右)はベネズエラの民族音楽(サンペドロ・デ・グアレナスとグアティレのパランダ)。 |
2013年11月19日 : ユネスコ・アジア太平洋グループ(ASPAC)主催レセプション「ASPACイブニング」
11月19日,パリのユネスコ本部において,アジア太平洋地域に所属するユネスコ加盟国がそれぞれ自国料理を提供し,「ASPACイブニング」と称するレセプションを開催し,ボコバ・ユネスコ事務局長を含む約300名の来場者が各国料理を堪能しました。日本からはお寿司や日本酒を提供し,好評を博しました。 |
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日本料理 |
インド料理 |
タイ料理 |
ASPAC各国大使と門司大使 |
2013年11月14日 : 当代表部主催「ユネスコ総会レセプション兼門司大使着任レセプション」
11月14日,パリのユネスコ本部にて当代表部主催レセプションが開催され,門司大使が着任の挨拶を行いました。このレセプションには,ボコバ事務局長を始めとするユネスコ事務局幹部や各国代表等450名を超える来場者があり,盛況となりました。また,日本の伝統文化を広める趣旨で伝統工芸品である京都・清水焼の作品を会場内に設置し,多くの来客が関心を寄せていました。 |
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大勢の来場者を前にスピーチを行う門司大使 |
清水焼を鑑賞するボコバ事務局長と門司大使夫妻 |
11月13日,総会開催中のユネスコ本部において,ユネスコ執行委員会選挙が実施され,我が国は多くの加盟国の信頼を得て再選(任期は2017年まで)を果たしました。執行委員会は,総会と並びユネスコの重要な意思決定機関であり,58ヶ国の加盟国から構成されます。我が国はユネスコ加盟以来,恒常的に執行委員会委員国のポストを維持してきています。 |
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投票結果発表の瞬間 |
当選国名を示した電光掲示板。日本の名も。 |
2013年11月8日 : 第37回ユネスコ総会での上野文部科学大臣政務官による首席代表演説
11月8日,上野通子文部科学大臣政務官は,ユネスコ総会において,我が国代表団の首席代表としてボコバ事務局長や各国代表等の前でスピーチを行いました。このスピーチの中で上野政務官は,万人のための教育(EFA)や持続可能な開発のための教育(ESD),サステイナビリティ・サイエンスの促進及び遺産保護等,我が国の重点分野を紹介し,ユネスコとの協力を一層強化する方針を表明しました。演説全文はこちら(仮訳)。 |
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大会議場でスピーチを行う上野政務官 |
11月8日,日本政府はユネスコと共に,持続可能な開発のための教育(ESD)に関する閣僚級朝食会をユネスコ本部で主催し,ボコバ事務局長及びタン教育担当事務局長補の他,各国から教育担当大臣等のハイレベルが参加しました。この会合では,2014年11月に愛知・名古屋及び岡山で「ESDに関する世界会議」を開催する我が国として,ESDの一層の促進の重要性を説き,各国におけるESDの普及状況や課題等に関し意見交換が行われました。また,上野通子文部科学大臣政務官が日本政府を代表してスピーチを行いました。スピーチ全文はこちら(仮訳)。 |
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スピーチを行う上野政務官 |
会場の様子 |
大森雅夫岡山市長と飯吉厚夫中部大学総長 |
参加者からの発言の様子 |
2013年11月7日 : 愛知・岡山主催「ESDに関するユネスコ世界会議PRレセプション」
11月7日,パリのユネスコ本部にて,2014年11月に「ESDに関するユネスコ世界会議」をホストする予定の愛知県及び岡山市主催のPRレセプションが催行され,多数の来場者がありました。日本からは大村秀章愛知県知事及び大森雅夫岡山市長が主催者代表として出席の上,スピーチを行いました。また,ボコバ事務局長も来場し,ご挨拶を頂きました。 |
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会場の様子 |
ボコバ事務局長によるスピーチ |
門司大使による挨拶 |
ボコバ事務局長と歓談する大村知事と門司大使 |
2013年11月7日 : ESDに関する愛知・岡山主催ユネスコ総会サイドイベント
11月7日,第37回ユネスコ総会開催の機会を捉え,愛知県及び岡山市がユネスコ本部庁舎1階ホールにてサイドイベントを主催し,ESDの促進及び2014年11月の「ESDに関するユネスコ世界会議」の招致に向けた地元の取組をPRしました。 |
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大森岡山市長によるスピーチ |
来場者と交流する大村愛知県知事 |
2013年11月5日~20日,パリのユネスコ本部で第37回ユネスコ総会が開催されました。総会は,ユネスコの最高意思決定機関として2年に1度開催される一大イベントであり,195の加盟国等より国家元首や外務大臣を含むハイレベルが参加し,合計3000名を超える参加者がありました。総会及び各種関連イベントの様子については,こちらのユネスコ公式ウェブサイトで閲覧できます(英語)。 |
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大会議場の様子 |
ステージ上には要人がずらり |
ボコバ事務局長の開会式冒頭挨拶 |
ハオ・ピン第37回総会議長のスピーチ |
2013年10月29日 : 門司大使によるボコバ事務局長への信任状捧呈
2013年10月29日,門司大使は,パリのユネスコ本部でボコバ・ユネスコ事務局長に対し,ユネスコ日本政府代表部大使として信任状を捧呈しました。これに続き両者はおよそ20分間会談を行い,ユネスコの主要な活動分野や日本にとっての今後数年間の重点政策等につき意見交換を行いました。 |
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ボコバ事務局長に迎えられる門司大使 |
信任状捧呈 |
平成25年(2013年) 10月1日
第192回ユネスコ執行委員会における 木曽 ユネスコ日本政府代表部大使演説(9月30日) (英語)
平成25年(2013年) 8月26日
UNU/IR3S/UNESCO 共同シンポジウム
サステイナビリティ・サイエンス: 統合と恊働の促進を目指して
平成25年(2013年) 8月26日
第192回ユネスコ執行委員会のご案内(英語)
第37回ユネスコ総会のご案内(英語)
平成25年(2013年) 8月13日
平成25年(2013年) 6月22日
MOFA: 「富士山」のユネスコ世界遺産一覧表への記載決定
文化庁:「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」が世界遺産一覧表に記載されている
平成25年(2013年) 6月11日
TICADVに関する安倍総理の寄稿文「日本はアフリカの開発に尽力する」
平成25年(2013年) 4月15日
第191回ユネスコ執行委員会における 木曽 ユネスコ日本政府代表部大使演説 (英語)
平成24年(2012年) 10月8日
第190回ユネスコ執行委員会における 木曽 ユネスコ日本政府代表部使演説 (英語)
平成24年(2012年) 7月13日: 2012年国連事務局ヤング・プロフェッショナル・プログラム試験のお知らせ
平成24年(2012年) 3月1日
第189回ユネスコ執行委員会における 木曽 ユネスコ日本政府代表部大使演説 (英語)
2012年 ユネスコ日本政府代表部休館日
第36回ユネスコ総会における清水文部科学省事務次官演説 (英語)
平成23年(2011年) 9月27日
第187回ユネスコ執行委員会における 木曽 ユネスコ日本政府代表部大使演説 (英語)
第186回ユネスコ執行委員会における 木曽 ユネスコ日本政府代表部大使演説 (英語)
第185回ユネスコ執行委員会における 木曽 ユネスコ日本政府代表部大使演説 (英語)
平成22年(2010年) 10月4日ユネスコ日本国特命全権大使 木曽 功 (キソ イサオ)着任
平成22年(2010年) 10月1日
平成22年(2010年) 8月6日
菅内閣総理大臣による広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式あいさつ
平成22年(2010年) 4月7日
第184回ユネスコ執行委員会における山本ユネスコ日本政府代表部大使演説 (英語)
(英語及び仏語)
平成21年(2009年) 10月7日
第35回ユネスコ総会における中川文部科学省大臣演説 (英語)
平成21年(2009年) 9月12日
第182回ユネスコ執行委員会における山本ユネスコ日本政府代表部大使演説
(英語及び仏語)